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2025.10.21

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Listingservice CEO

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昭和53年生まれ。小樽市出身。札幌市在住。
47歳（令和7年10月現在）
大学卒業後、北洋銀行入行。
銀行退職後、(株)DCMの関東展開の出向チームとして入社。
27歳の時、昼サラリーマン、夜に当時スタートして間もないストリーミングサービスにて動画広告の分やにて個人開業。
翌28歳に1年間の準備期間を経て独立開業。
現リスティングサービスを法人立ち上げし、19年経過。
現在は19期、社員数約180名、売上高20億円、今期予測26億円。
座右の銘は論語孔子の言葉。”為政”より。
「学んで思わざるは則ち暗し。思うて学ばざるは則ち危うし。」

現代語訳としては、「学んでも自分でよく考えなければ真の理解は出来ず、知識が身につかない。逆に、自分で考えてばかりで広く学ばなければ、独断的になって危険である。」
という意味です。

中学生の時に論語を学び、この言葉が胸に響きましたが、大人になってより社会人として生活していくうえで、最も響く言葉である、と感じています。政治家はもとより、会社内でマネジメントするにあたって、「知識はあるけど実践が全然足りていないから言葉倒れになってしまっている人」や「行動量はすごいけど学んでいないので行き当たりばったりな対応が多いな～」と感じることが良くあります。もちろん私自身にも同様のことが言え、今の今まで反省することが日々あります。

先人の言葉が現代にも通じることを、芥川龍之介は「文芸的な、余りに文芸的な』という作品の中で次のように発言しています。

「我々の芸術は畢竟（ひっきょう）過去の芸術の焼き直しに過ぎない。」

文芸について述べていますのでマネジメントとは異なるかもしれませんが、「新しいと思われているものでも、突き詰めれば過去の偉大な芸術のパターンやモチーフの再現、つまり『焼き直し』にすぎない」という芥川の「模倣」や「創造」についての考えを端的に表した警句です。

これが孔子の言葉とどうつながるのかというと、「創造とは、何もないところから生み出すのではなく、深い理解に基づいた模倣や摂取を通して、新たな意味や形式を与えること」と考えていたからです。

学びと実践、つまるところ社内におけるマネジメントも大げさに聞こえるかもしれませんが昔からこの根幹は変わらない、成功への近道は唯一この道だけである、と教えてくれている気がするのです。私なりの勝手な解釈かもしれませんがそのように理解をしています。

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